実はユキが働いていた施設、
K先生の奥さんが支援員として同じく働いていました。
完全にコネに値しますね。
K先生が本当にユキに「なにか」を
見出していたのか
単に施設が人不足で
職員を探していただけだったのか
そこはナゾ。
しかしK先生は尊敬に値します。
今思えば、授業にはカウンセラーならではの趣向が凝らしてあり
「自分年表」などを書いた事を覚えています。
病院で初めて受けたと思っていたカウンセリングですが
しらずしらずのうちにK先生にされていたと思われます。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」グッズ

K先生の奥さんが支援員として同じく働いていました。
完全にコネに値しますね。
K先生が本当にユキに「なにか」を
見出していたのか
単に施設が人不足で
職員を探していただけだったのか
そこはナゾ。
しかしK先生は尊敬に値します。
今思えば、授業にはカウンセラーならではの趣向が凝らしてあり
「自分年表」などを書いた事を覚えています。
病院で初めて受けたと思っていたカウンセリングですが
しらずしらずのうちにK先生にされていたと思われます。
さて、珍しくもまともに彼氏ができたユキ。
当時長山は仕事を持たなかったが
自衛隊の試験を受けたので結果待ちだとのこと。
フラフラする生活に終止符を打ち
ユキと素晴らしい未来を歩むとココロに決めたというようなハナシである。
長い前置きだったが
やっと"横須賀"という言葉の意味を知らせる時がきたようだ。
簡単に話せば
見事自衛隊に合格した長山と結婚したために
横須賀で暮らすようになった。と、いうワケ。
結婚
ユキのような人間に向いているのかは決まった当初から
不安があったがここまで来た。
それまでの間は2年近くあるわけだが
ユキは営業と配達の仕事を退職し
雇用保険を受け取りつつ
医療事務の資格を取った。
また苦手な"学校"という場所に通う事になるのだが
勉強自体はスキな部類に入る。
中でも数学、数字が一番好きなので
医療事務の資格は難なく取れた。
まともに通う事はできなかったが。
医療事務の学校は「社会人学校」というやつで
資格を取る勉強の他にも
「再就職とは」というような内容の授業もあった。
ユキは、カウンセラーの資格も持つK先生に
「施設のような場所で働いてみないかい?」
と言われた。
何か悩みがあるようなら相談してくるといい
などとも。
K先生に、ユキはどのように映っていたのだろう。
あきらかに他の生徒とは違った扱いを受けた。
他の生徒は授業を休んで怒られていたが
ユキはあまり行っていなかったが
逆に心配された。
後に精神科に通い、鬱になるような事を予知していたように思う。
K先生の勧めでユキは
知的障害の施設で働く事になる。
産休の代理で1年間限定だ。
施設には自閉症やてんかん発作を持つ人、分裂病など
いろんな人が入所していた。
ユキにとってはとても居心地がよく、
"支援員"という立場だったが
自分は支援するほどの人間ではないと思い
入所している人達ととても"近い"所に位置していると
気付かされる場所でもあった。
入所している人たちにとっては
とても近い考えからの支援ができたはずである。
信頼関係を築くのも早く、天職かとも思った。
1年間はあっという間に過ぎ
任期を満了して横須賀に来たというわけだ。



当時長山は仕事を持たなかったが
自衛隊の試験を受けたので結果待ちだとのこと。
フラフラする生活に終止符を打ち
ユキと素晴らしい未来を歩むとココロに決めたというようなハナシである。
長い前置きだったが
やっと"横須賀"という言葉の意味を知らせる時がきたようだ。
簡単に話せば
見事自衛隊に合格した長山と結婚したために
横須賀で暮らすようになった。と、いうワケ。
結婚
ユキのような人間に向いているのかは決まった当初から
不安があったがここまで来た。
それまでの間は2年近くあるわけだが
ユキは営業と配達の仕事を退職し
雇用保険を受け取りつつ
医療事務の資格を取った。
また苦手な"学校"という場所に通う事になるのだが
勉強自体はスキな部類に入る。
中でも数学、数字が一番好きなので
医療事務の資格は難なく取れた。
まともに通う事はできなかったが。
医療事務の学校は「社会人学校」というやつで
資格を取る勉強の他にも
「再就職とは」というような内容の授業もあった。
ユキは、カウンセラーの資格も持つK先生に
「施設のような場所で働いてみないかい?」
と言われた。
何か悩みがあるようなら相談してくるといい
などとも。
K先生に、ユキはどのように映っていたのだろう。
あきらかに他の生徒とは違った扱いを受けた。
他の生徒は授業を休んで怒られていたが
ユキはあまり行っていなかったが
逆に心配された。
後に精神科に通い、鬱になるような事を予知していたように思う。
K先生の勧めでユキは
知的障害の施設で働く事になる。
産休の代理で1年間限定だ。
施設には自閉症やてんかん発作を持つ人、分裂病など
いろんな人が入所していた。
ユキにとってはとても居心地がよく、
"支援員"という立場だったが
自分は支援するほどの人間ではないと思い
入所している人達ととても"近い"所に位置していると
気付かされる場所でもあった。
入所している人たちにとっては
とても近い考えからの支援ができたはずである。
信頼関係を築くのも早く、天職かとも思った。
1年間はあっという間に過ぎ
任期を満了して横須賀に来たというわけだ。
みっちゃんの家に着くとそこには5〜6人の同級生が集まっていた。
長山にそっけなく
「よ」
って挨拶をした。
成人式の際、何気に番号交換をしていなかったので
何人かは番号交換会が始まった。
念願の長山との番号交換は難なくクリアした。
それから暫く、彼ら"同級生"と遊ぶ事が多くなった。
カラオケに行った時のことである
朝まで騒ぎ、
夜明けと共に解散の時間が訪れた。
ユキたちが住んでいるのは
福島の中でも特に交通に不便な場所であり
もちろんカラオケなど
車で30分以上は走らなければいけない場所である。
「じゃーね〜」
「またあそぼね〜」
などと別れを告げて行く同級生達。
相乗りでみんな帰った…と思ったら。
「ユキ、長山よろしくね!」
と…みっちゃん…
ユキと長山君は置き去りにされた。
「ラーメンでも食べて帰る?」
不思議な光景だ。
長山と二人でラーメン食ってる。
そんなことを思いながら二人の時間をすごした。
その日のカラオケ自体が
みっちゃんを含む同級生たちが
仕組んだ優しい罠だったってのは
二人が付き合うようになってから知った事。
その日から何日か経過してからだった。
長山から
「もう一度付き合おう」
みたいな事を言われたのは。
ユキは返答を渋った。
ま、いっか。ですまないのは
彼がやっぱり"特別"である証拠だろう。
彼もまた、高校を中退していた。
たしかユキより1ヶ月ほど早く。
その後、何をしていたのかは
噂でしかしらないが
ハマってはいけないような気がしていたのも確かだ。
なにより中学時代の
「俺、結婚とか一生したくないし」
が頭のなかでまわる。
長山曰く
「だらだらする日々が続き
自分はこのままでいいのかと思ったときに
浮かんだのがユキのことだった。」
もう夏になっていた。付き合う事を決意したのは。
パンチパーマの彼氏と別れるのは
大変だったけどなんとかなった。



長山にそっけなく
「よ」
って挨拶をした。
成人式の際、何気に番号交換をしていなかったので
何人かは番号交換会が始まった。
念願の長山との番号交換は難なくクリアした。
それから暫く、彼ら"同級生"と遊ぶ事が多くなった。
カラオケに行った時のことである
朝まで騒ぎ、
夜明けと共に解散の時間が訪れた。
ユキたちが住んでいるのは
福島の中でも特に交通に不便な場所であり
もちろんカラオケなど
車で30分以上は走らなければいけない場所である。
「じゃーね〜」
「またあそぼね〜」
などと別れを告げて行く同級生達。
相乗りでみんな帰った…と思ったら。
「ユキ、長山よろしくね!」
と…みっちゃん…
ユキと長山君は置き去りにされた。
「ラーメンでも食べて帰る?」
不思議な光景だ。
長山と二人でラーメン食ってる。
そんなことを思いながら二人の時間をすごした。
その日のカラオケ自体が
みっちゃんを含む同級生たちが
仕組んだ優しい罠だったってのは
二人が付き合うようになってから知った事。
その日から何日か経過してからだった。
長山から
「もう一度付き合おう」
みたいな事を言われたのは。
ユキは返答を渋った。
ま、いっか。ですまないのは
彼がやっぱり"特別"である証拠だろう。
彼もまた、高校を中退していた。
たしかユキより1ヶ月ほど早く。
その後、何をしていたのかは
噂でしかしらないが
ハマってはいけないような気がしていたのも確かだ。
なにより中学時代の
「俺、結婚とか一生したくないし」
が頭のなかでまわる。
長山曰く
「だらだらする日々が続き
自分はこのままでいいのかと思ったときに
浮かんだのがユキのことだった。」
もう夏になっていた。付き合う事を決意したのは。
パンチパーマの彼氏と別れるのは
大変だったけどなんとかなった。
それから暫く「普通」の生活が続いた。
仕事は配達と営業。毎日軽トラックを運転する日々。
ユキにはその時も彼氏がいた。
強引な人で
「今日からオマエ、俺の彼女な」
と言われたのは覚えている。
ま、いっか。で付き合いだしたのは言うまでもない。
彼と出会ったのはたしか19の頃。
もうなんとなく2年目に突入していた。
彼の家の畑仕事を手伝い、家族の晩御飯を作るほどの仲になっていた。
出会った時はアイパー(田舎ですから…)で
ベンツの旧車に乗っていた彼。
2年目に突入した頃には
パンチパーマにかわり、ごっつい刺青(タトゥーではなくて)が
入ってしまっていて、そろそろ嫌気がさしてきていた。
彼の家で過ごす時間がどんどん減り、
実家に仕事を持ち帰って真面目に働くようになってきていた。
21歳の誕生日を迎えて間もない頃だった。
忘れもしない、5月。
近所に住む幼馴染から電話が来た。
その彼は確か仙台の専門学校に行ったはず。
「実家に帰って来てるから遊ぶべ!俺んち来なよ!」
ユキにそんな電話がかかってくるなど、もの凄くレアな事だ。
学校が終わってまで、休みの日まで
友達と遊ぶというような事をあまりして来なかったからだ。
「今、仕事持って帰って来ててさ、忙しいんだ」
ユキはやんわりと断った。
他人との付き合い(特に多人数)は非常に苦手だ。
ついでに、何故自分を呼ぼうと思ったか尋ねてみた。
「地元残ってる同級生ってなかなかいねーもんだな〜」
との事。みんな就職やら進学やらで街へ出て行くからね。
ようするに、たまたま、ね。
しかし何年会っていなくとも
6年間(幼稚園から中学までだから、下手すると10年間)
一緒に過ごした仲。
田舎に生まれ育って良かったと思う。
ユキみたいな博愛な人間にも友達が出来るのだからね。
とりあえずやんわりと断った状態で電話を切った。
しかし今度は違う人間からまたかかってくる。
どうやらすでに何人か集まっていて、酔っている様子。
ちなみに誰がいるのか聞いてみた。
「俺と〜、ユウタと〜、アイコと〜、長山と〜…」
「行く!今すぐ行く!」
明らかに長山に反応したのであった。
仕事を捨てて"みっちゃん♂"の家に向かった。

ないものはない!お買い物なら楽天市場

仕事は配達と営業。毎日軽トラックを運転する日々。
ユキにはその時も彼氏がいた。
強引な人で
「今日からオマエ、俺の彼女な」
と言われたのは覚えている。
ま、いっか。で付き合いだしたのは言うまでもない。
彼と出会ったのはたしか19の頃。
もうなんとなく2年目に突入していた。
彼の家の畑仕事を手伝い、家族の晩御飯を作るほどの仲になっていた。
出会った時はアイパー(田舎ですから…)で
ベンツの旧車に乗っていた彼。
2年目に突入した頃には
パンチパーマにかわり、ごっつい刺青(タトゥーではなくて)が
入ってしまっていて、そろそろ嫌気がさしてきていた。
彼の家で過ごす時間がどんどん減り、
実家に仕事を持ち帰って真面目に働くようになってきていた。
21歳の誕生日を迎えて間もない頃だった。
忘れもしない、5月。
近所に住む幼馴染から電話が来た。
その彼は確か仙台の専門学校に行ったはず。
「実家に帰って来てるから遊ぶべ!俺んち来なよ!」
ユキにそんな電話がかかってくるなど、もの凄くレアな事だ。
学校が終わってまで、休みの日まで
友達と遊ぶというような事をあまりして来なかったからだ。
「今、仕事持って帰って来ててさ、忙しいんだ」
ユキはやんわりと断った。
他人との付き合い(特に多人数)は非常に苦手だ。
ついでに、何故自分を呼ぼうと思ったか尋ねてみた。
「地元残ってる同級生ってなかなかいねーもんだな〜」
との事。みんな就職やら進学やらで街へ出て行くからね。
ようするに、たまたま、ね。
しかし何年会っていなくとも
6年間(幼稚園から中学までだから、下手すると10年間)
一緒に過ごした仲。
田舎に生まれ育って良かったと思う。
ユキみたいな博愛な人間にも友達が出来るのだからね。
とりあえずやんわりと断った状態で電話を切った。
しかし今度は違う人間からまたかかってくる。
どうやらすでに何人か集まっていて、酔っている様子。
ちなみに誰がいるのか聞いてみた。
「俺と〜、ユウタと〜、アイコと〜、長山と〜…」
「行く!今すぐ行く!」
明らかに長山に反応したのであった。
仕事を捨てて"みっちゃん♂"の家に向かった。
ないものはない!お買い物なら楽天市場
さて、前回「横須賀」という言葉が出てきたね。
ここからはその部分についてオハナシしよう。
時は、今から4年程前にさかのぼる。
ユキの成人式の日の事だった。
紫か黒の振袖が着たかったが母の
「そんなのババァになっても着れるんだから真っ赤なの着なさいよ」
の言葉に負けて子供っぽい柄の真っ赤な振袖を着る事になり
美容室の予約も早朝しかとれないらしいので
父の妹に来てもらい(着付けの資格を持っているのだ)
髪は適当に自分で結った。
余談ですがその頃のユキはというとバリバリの田舎者で
いまどきいるのか?みたいなヤンキースタイルでした。がっかり。
「トイレに行くのがめんどくさそう」
と、車の中で母に愚痴り
めんどくさい話しを聞くだけの成人式に
なぜ参加しないといけないのか疑問を持ちながら会場へ向かった。
小・中学校時代の同級生達と久々に会い、
話しは飲み会の事に。
成人式といえば2次会ですものね。
写真を撮りまくって一時解散した。
ユキは大酒飲みなので、
隣の家に住む幼馴染"サエ"に運転してもらい、会場へ向かった。
彼女は1滴も飲めないのだ。
2次会には、殆どの同級生が参加していた。
"彼"の事が気になっていた。
中学時代、よく一緒にいたメンバーの集まっているテーブルに座り
とりあえずビールを飲んでいると
奇跡的な出来事が起こった。
長山君が、隣に座ってきたのだ。
何を話したのかはよく覚えていない。
「あの時はごめんね」
的なことを言われた気がする。
更に三次会へ移動しても隣に座る。
「何を考えているのだこの人は」
と思ったが、東京でホストをしていると噂に聞いていたし
そういえば一生結婚したくないとか昔言っていたなと思い
彼のことを深く考えるのはやめようと思った。
いつのまにか日本酒を飲んでいたユキは
かなり深酔いしてトイレにこもって…
それから記憶がなくなった。
後から聞いた話だと、サエに宴会途中でレッドカードを出され
そのままつれて帰られたらしい。
次の日も仕事だったユキはちょくちょく車を停め
吐きながらも配達をこなした。
彼の携帯番号ぐらい聞いておけばよかったかなぁと悔やみながら。


ここからはその部分についてオハナシしよう。
時は、今から4年程前にさかのぼる。
ユキの成人式の日の事だった。
紫か黒の振袖が着たかったが母の
「そんなのババァになっても着れるんだから真っ赤なの着なさいよ」
の言葉に負けて子供っぽい柄の真っ赤な振袖を着る事になり
美容室の予約も早朝しかとれないらしいので
父の妹に来てもらい(着付けの資格を持っているのだ)
髪は適当に自分で結った。
余談ですがその頃のユキはというとバリバリの田舎者で
いまどきいるのか?みたいなヤンキースタイルでした。がっかり。
「トイレに行くのがめんどくさそう」
と、車の中で母に愚痴り
めんどくさい話しを聞くだけの成人式に
なぜ参加しないといけないのか疑問を持ちながら会場へ向かった。
小・中学校時代の同級生達と久々に会い、
話しは飲み会の事に。
成人式といえば2次会ですものね。
写真を撮りまくって一時解散した。
ユキは大酒飲みなので、
隣の家に住む幼馴染"サエ"に運転してもらい、会場へ向かった。
彼女は1滴も飲めないのだ。
2次会には、殆どの同級生が参加していた。
"彼"の事が気になっていた。
中学時代、よく一緒にいたメンバーの集まっているテーブルに座り
とりあえずビールを飲んでいると
奇跡的な出来事が起こった。
長山君が、隣に座ってきたのだ。
何を話したのかはよく覚えていない。
「あの時はごめんね」
的なことを言われた気がする。
更に三次会へ移動しても隣に座る。
「何を考えているのだこの人は」
と思ったが、東京でホストをしていると噂に聞いていたし
そういえば一生結婚したくないとか昔言っていたなと思い
彼のことを深く考えるのはやめようと思った。
いつのまにか日本酒を飲んでいたユキは
かなり深酔いしてトイレにこもって…
それから記憶がなくなった。
後から聞いた話だと、サエに宴会途中でレッドカードを出され
そのままつれて帰られたらしい。
次の日も仕事だったユキはちょくちょく車を停め
吐きながらも配達をこなした。
彼の携帯番号ぐらい聞いておけばよかったかなぁと悔やみながら。


