カラカタカタカラカタカタカタリ
V系好き・ヲタク・メンヘラ ついに三拍子揃ってしまった僕の日常。 ガル山キングの99%は「あきらめ」で出来ています。
第4章-2 †恋のある生活†
ユキが執着したのは
僕の記憶の中では彼だけだね。
あの頃は、泣いたり笑ったり
忙しかったなぁ。
そんなことも、できたんだね。

そんな恋する生活だったけど、
長くは続かなかった。
半年で終局。
事実はよくわからないし覚えていないけど、

彼は「一生結婚したくない」って言っていたしね。
すぐに次の彼女ができていた。
ま、中学生だしね。
今思えば、遊ばなきゃ損なお年頃だよね。

実は、長山君とは高校も一緒。
学力が同じぐらいだったんだね。
さすが同じ塾で勉強した仲だよ。

高校時代、ユキはというと
陽ちゃんと毎日一緒にいたけれど
もちろん
まったく気にならなかったわけじゃないよ。
だって長山君はどうしてもユキの中で

「特別」

だったらしいからね。
理由はわからなかったけどね。
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第4章-1 †執着心†
僕とユキには「執着心がない」って
以前書いたことがあるけど

一人だけ、いたんだよね。特別な存在。

中学1年の終わりだった。
ユキはクラスの副委員長をしていた。
その時の「委員長」
彼が特別な存在だった。

長山君っていってね、とにかく目立っていた。
野球部に入っていて
ありがちな
「モテる集団」の中の一人だった。
(どこの学校にもあるではないか。やたら目立っていてモテる集団。)

ユキは、彼の事が"好き"だった。
どうも気になってしょうがなく
よく彼の事を考えていた。
(それが"好きな人"ってことでしょ?)

告白というものをしたのは、冬、だったかな。

当時彼には彼女がいたけど
気にしていなかった。

暫くして、彼から電話が来た。
(当時は携帯など持っている中学生はいなかったから、家にね。)
返事は、意外にもOKで
それから、めでたく長山君と付き合うことになった。

彼の家は、学校をはさんでユキの家の反対側にあって
距離にすると8kmぐらいあっただろうか
しかもバスも通っていない場所で
ユキはその長い距離を
歩いて彼に会いに行った。
休みのほぼすべて、彼に捧げた。
不思議と遠く感じなかった。

中学2年になると
親を説得して
長山君と同じ塾に通った。

その塾は学校のすぐ近くにあったけど
凄く小さなところで
5〜6人しか生徒がいなかった。
その中でも2年生は
ユキと長山君の2人だけ。

2年生になってから
隣のクラスになってしまったけど
塾に行けば2人きり
向かい合ってお勉強。


アノ頃は人生の中で一番輝いていて
確実に「病気」ではなかったと、思うよ。


ごく普通の
恋する少女。


そんな時間を過ごすこともできたんだ。
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